タイフルーツブログ
2007年08月
2007.08.25
マンゴスチン畑とラノーン温泉
タイ南部ナコンシータマラートとスラタニ周辺のマンゴスチン畑をまわりました。
タイ人が希少な「100年のマンゴスチンの木」から獲れる果実を話題にし、高価で取引されたことがあるように、マンゴスチンの木は樹齢30年以上の20~30メートルの高い木も多く、ドリアンと同じように高温で雨の多く排水の良い土地に育ちます。
このマンゴスチン、甘味と酸味のバランスが絶妙で日本人好みの味だと思いますが、タイからの輸入解禁になってまだ3年で一般普及はまだまだこれからといったところですね。
さて、ちょっと寄って行くというには実は結構遠かったのですが、スラタニから3時間あまりのラノーンの温泉に行ってきました。
タイにも温泉地は数ヶ所ありますが、このラノーン温泉が一番有名です。泊まったホテルでは38℃で温泉慣れした日本人にはぬるめの温泉プールでしたが、タイ生活で温泉に浸かることはなかなか無いのですっかりリラックスできました。
2007.08.12
夜のドライブ・青マンゴーをかじりながら
パクチョンのマンゴー畑をタイ人の業者トンチャイ氏と見に来たのです。
畑での話はいつしか場所を食堂に移しビールを飲みながらだらだらと続き、
「どうだ、明日もう一箇所見に行くか?」
となり、思いがけず泊まりになってしまいました。
(ホテルじゃなくても清潔な宿あるのか? ベッドが古くて人が寝る位置が窪んでいるようなのは嫌なんだよな・・・)
と心配していましたが幸い小ざっぱりとした宿が見つかりました。
部屋に入って落ち着いていると
「だめだ、このまわりは静か過ぎる。車でマッサージでも行こう」とトンチャイが入ってきました。
「お、まだ早いし行ってみるか。」
しかし彼がコラート(中部の大都市)まで走る気でいるとは思いませんでした。
2時間近くも走って疲れた我々はどこも既に閉店しているマッサージ屋に打ちのめされ、パクチョンへの帰り道、夜の道を黙々と車を走らせているのです。
助手席の僕は不意に昼間畑で切ってもらった青マンゴーがあるのを思い出し、砂糖をつけながら食べ始めました。
ポクッポクッポクッ、酸っぱくほのかに甘いマンゴーに心がほぐれます。
ポクッポクッポクッ、リズミカルな音に誘われて「俺も食べてみるか」運転席から手が伸びてきます。
ポクッポクッポクッ、夜のまっすぐな道を我々はひたすら黙って青マンゴーをかじりながら走っていきます。
ポクッポクッポクッ・・・夢の中までついてきそうなトンチャイの青マンゴーをかじる音を聞きながらいつしか僕は眠りに落ちていました。
2007.08.11
ドリアンとの出会い
初めは大嫌い、気持ち悪かったのです。
タイに来たばかりの頃、よく車に同乗させてもらっていたおばちゃんの新車になぜかいつも付いているガスくさい匂い。
毎度頭痛になりながら、おばちゃんの「ドリアンおいしいねー」という言葉にうなずいていました。
いつからでしょうか? 「日本人、おまえのクルマいつもドリアン臭いな!」とタイ人に言われるほどになってしまったのは。
今日も路上のドリアン売りを見かけて思わず「ちょっと2~3切れ買っていくか」となってしまいました。
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