タイフルーツブログ
2009年06月
2009.06.24
ドラゴンフルーツ農園で
毎年収穫が始まる時期には訪問しているS君のドラゴンフルーツ農園。
今年の異常に寒かった乾季の影響で、彼のところも他のフルーツ同様収穫が1ヶ月遅れて始まったということで、ようやく先週収穫が始まったばかりでした。
「調子どうなのー?」
なんて言いながら管理事務所でキョロキョロすると、また色々と表彰や認証状が増えてますねー。S君の農園は何といっても国際スタンダードに則った栽培の工程管理・農薬管理を行っていて評価が高い。こちらも使って安心、タイのドラゴンフルーツ農園では随一のクォリティーだと思います。
一時は鳥害に悩まされていましたが、悩んだ末に画期的な対策で被害を軽減したそうです。彼がやったのは鳥を追い払ったり殺したりするのではなく、鳥の好む餌をあえて一部のドラゴンフルーツにつけること。すると鳥たちはその木に集中して集まり他のフルーツへの害がほとんど無くなったそうです。
日本で生鮮果実としてのドラゴンフルーツのタイからの輸入は認められていないため、僕の方も加工用として限られた量を扱っているに過ぎませんが、このユニークな外見のフルーツ、いつか大きな仕事にならないかな、S君の頑張りに応えるためにも。
2009.06.20
国境の町で
フルーツ産地めぐりの合間に少し足を伸ばしてカンボジアとの国境、アランヤプラテートへ。メーサイやジョホールなどもそうですが、国境の町は一見のんびりした中に、人・物が行き交う慌ただしさとわくわく感があり好きですね。
ここのロンクルア市場はバンコクのチャトゥチャック市場の巨大なバックヤードといった感じで、雑貨・古着中心にすごい数の店が軒を並べます。チャトゥチャック市場で販売されるものはここでロット売りされているものも多いのです。
「アランヤに行けば掘り出し物ヴィンテージがある!」といわれ、一時は日本人の古着バイヤーも目立ったこの市場、5年ぶりぐらいに来てみたんですが日本人はすっかり影を潜め、バンコク向けのコピー商品の山が積まれておりました。
特に買うモノも無く2時間ほど歩きまわっていたら、真っ赤に日焼け。ここで浴びる太陽は強烈に暑すぎます。
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