タイフルーツブログ
2011.11.13
ドンムアン懐かしや
タイに居ながらにして時々無性に懐かしくなるのがドンムアン空港。もちろん、まだ一部の国内便に使われているわけですが、僕自身はもう5年も利用していないし、これからもおそらく無いということですっかり記憶の中の存在になっています。
’90年代初頭に初めてタイに来た時のことは今でも思い出深い。着陸後のムッとする熱気の中のバス輸送、ターミナル全体に漂う独特の暗い感じと匂い、そしてロビーで待ち受ける沢山のタイ人たちの視線。まだタイというとだいぶ後進のイメージがあり、わけのわからない人が近寄ってきても警戒感を持ったものです。今考えると単なるリムジン・サービスなんですが。
ああ、ドンムアン懐かしいなぁ、というわけで今日は水が引き始めたか、という期待もあり冠水したドンムアン空港へ向けて無料開放状態の高速を行ってみました。
が、しかし。沈んだ車の屋根がようやく見えているところを見ると、この辺りはまだまだ1.5m以上冠水しているようで依然として一面海のようになった空港でありました。もう2週間ぐらいになりますかね、この状態。うーん、都心部に向かった水は一応ラチャダー・スティサン手前で止まり、水位も下がりかけていますが、この辺りの状況を見るとまだまだ引くのに時間がかかりそうですね。
懐かしいドンムアンの惨状・・・うーん。しかし、ここに最初の洪水対策本部を設置して敗走した現政権のセンスとは如何に。
港というと気になるのがスワンナプーム。周囲を万全に守られている、と聞いてますが、水は今まさしくスワンナプーム寄りの方に向かっているわけで万が一、といことはないんでしょうね!?(笑)。