タイフルーツブログ
2012年11月
2012.11.19
BANGKOK MARATHON 2012
去年の洪水の影響で今年2回目となったバンコク・マラソン、無事完走して戻ってきました。やはり42.195km、キツかったー。
9ヶ月前の前回は練習を始めて2ヶ月という状態で挑戦、脚痛を発生し、5時間超という情けないタイムで何とか完走したわけですが、今回は2回目のフルマラソンということで何とか4時間切りが目標。
レースプランとしては、①35km地点までキロ5分30秒ペースを維持して、そこから余力でスパート、というものと、②出来るだけキロ5分に近いペースで行けるところまで行って後半の落ち込みは気力でカバー、というもので、しかし暑いタイでプラン②は危険かな、などと逡巡しているうちにレース当日を迎え、結論を出さないままスタートラインへ。
とにもかくにも号砲は鳴った。
スタートしてみて、脚の素軽さ、快調を確認、「あれれ、調子がいいぞ、キロ5分ペースで行っても大丈夫かも」という自分自身を必死になだめ、5分20秒ペースでの走りを維持。レース前プラン①と②の折衷ですね。
順調に20キロ地点を1時間48分で通過、疲れも感じず、この余力なら後半むしろペースアップできるかも、ぐらいの感覚で、この時点で「ふふ、祝勝会は久しぶりに飲んで騒ぐか」なんてことを考えてたわけですが・・・いかん、それがいかんのよ。
前回ひざ痛、捻挫を同時発症して、のたうち回った25キロすぎ、やはりここで僕はマラソンの厳しさ、人生甘くないよ、ということを思い知らされる結果となったのです。先ほどまでの快調が嘘のように脚が動かなくなり、あれよあれよ、という間にペースダウン。5分台後半~6分を死守する執念の走りになってきました。
終盤に入った35キロから38キロあたり、左脚ふくらはぎが痙攣し始めたこのあたりが一番キツく、もう苦しみから逃れたい一心で、必死に減速の言い訳を考えている有様です。足元がふらつき、目の焦点がぼやけてきた感じがします。ああ、側道の芝生に倒れこんだらどんなに幸せだろう・・・
2キロごとに設置されてる給水を頼りに、ふらふらになりながらも走り続けようやく40キロ、ここでタイムを見ると3時間43分。おー、これは間に合うぞ!というわけで左脚をひきずりながらダッシュ。最後の直線ではエネルギー切れで蛇行しフェンスに激突しながらもゴール・イン。
ゴール直後に倒れ込んだため、待機していたシリラート病院の救護スタッフに担架に乗せられたわけですが、それでもタイムを見ると3:56:30。やりましたー!際どく目標を達成。
いやー、やっぱりバンコクマラソンはきついですね。次回は日本の涼しいマラソンでもっとちゃんとマネージメントされた走りをしたいです。
今日のところは祝杯!
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