タイフルーツブログ
2013.10.11
マンゴー農園を襲った洪水
先月末からの東部一帯での豪雨により、一部のマンゴー農園が被災。
先週よりナムドクマイ・マンゴーのメイン産地であるチャチュンサオ県、サケーオ県の生産者グループと頻繁に連絡を取っていましたが、ようやく被害の程度が判明。
日本向けを予定、収穫を控えていた農園でも洪水になっており、3割近くの収穫減になった農園も出ました。
マンゴー出荷シーズンが始まろうとする直前のこの事態にショックを受けておりますが、家族同然でやってきた産地だけに「できることから」というわけでスタッフが作業の支援に入っております。
現在は水は引く方向、ということですが、今日になって水を止めていたプラチンブリの堤防決壊というニュースも入っており、まだまだ心配な状況です。
前回、一昨年のバンコクにまで及んだ大洪水ではマンゴー産地は無事ながら、輸送インフラの寸断により出荷ができないという事態、今回は産地そのものに洪水が及んだ、ということでなかなか計算が成り立たない自然相手の仕事、ということを改めて感じています。