タイフルーツブログ
2011.06.21
食後のデザート
ソンブーンでカオニャオ・マムアン。
ひと通り高カロリーの定番メニューを食べて満腹だっただけに、デカ皿でこれが出てきた瞬間「うっ・・・」と無言になってしまいました。2人分の分量とはいえ、食後のデザートの範疇をはるかに超えて立派に一食分ですね。
それでも、カオニャオ・マムアンを出してくれる時季もそろそろ終わり、しばらくはスイカやパパイヤ、パイナップルぐらいなので、甘いマンゴーだけは頑張っていただきました。
同じカオニャオ・マムアンでもバーン・カニタのぐらいなら、カオニャオも添えもの程度で可愛くいただくところなんですが。
2011.02.28
ノーイノン
サムットプラカンの農業関係者を訪問したら、彼のところで生っている珍しいものをくれました。
ノーイノン。これはシュガーアップルの仲間で赤い果実の極めて珍しい果物。市場では見たことないので商業ベースでは生産されておらず、昔からの原生種があるだけなのでしょう。僕も食べるのは今回が初めてです。
家に持って帰ってカットしてみると一見、ノーイナ―(シュガーアップル)とそっくり。しかし良く見ると表面にぬめりが感じられます。
食べてみると・・・これは!
まったりしてチーズケーキのよう。ノーイナ―の食感とは大きく違い、もっとオイリー、アボガドのようです。
ノーイナ―が森のアイスクリームと形容されるなら、これは森のチーズケーキ。良く冷やして食べたら最高に美味しそうです。近いうちに用事作って、また何玉かもらいに行こうっと。
2010.11.02
ガイトーン・ノンタブリ
ウチの者が近所にもピンクのカオマンガイが出来たと言っているので、行ってみるとなるほど確かにガイトーンと書いてあります。そしてピンクのシャツ。支店ということでしょうか。
これからは、わざわざあの混んでるプラトゥナムまで行かなくて済むとはこりゃラッキーだな、と思いながらカオマンガイ35バーツをオーダーしてみて、ふと考えてみるとあのガイトーンにしては客が少ない。ま、このあたりでは知名度がないのかな、と思いながらもちょっと不安になってきました。
そして運ばれてきたカオマンガイはプラトゥナムのそれとは大きく異なるもの。まず肉の柔らかさ、しっとり感が違う、メシの風味が違う。それでもこの辺りのフードコートで出されるパサパサの薄い肉のカオマンガイよりははるかにマシでありますが。
店のオーナーが出てきたので訊いてみると、「あー、あのプラトゥナムの店ね、ウチと名前が一緒だよね。美味しいのは同じだけど。」なんてニヤニヤ。なんだ全然関係ないんじゃないか。うー、やられたぁ・・・しかし、それでもこのあたりでは結構いけるほうなんだよねぇ、これ。
「ニセモノ!」なんてブツブツ言いながら通っちゃうような店になりそう、ここ。
2010.07.15
雨やどり
日本も梅雨ということで豪雨の被害が出ているようですが、タイも雨季に入り局地的豪雨が頻繁になってきました。毎年だいたい雨季入りの6月後半から7月前半と梅雨明け前の10月後半から11月前半は特に激しく降るんですよねー。
ウチから近い路上のシーフード店でクンパオなどバクバク食べていると突然の豪雨。雨やどりなんて言いながらゆっくりあれこれ食べまくっているといつまでたっても止まない。食べ終わっても、まぁいいか、なんてくつろいでいたら「お客さん、車が冠水してますよ。」なんて、従業員が呼んでるじゃないですか。早く言ってくれよー!駐車場は低い土地になってたのね。行ってみたら僕のは幸いRVなので水に浸かってませんでしたが。
こんな具合に意外に長時間の豪雨も珍しくなくなってきましたが、肝心のダムには全く雨が降っていないというから驚きます。今年はとにかく雨が少なくて果実の生育にも大きく影響が出ました。6月の最後のマンゴー・シーズンなどは果実が大きくならずに早めに出荷を打ち切ったほどです。
雨よ、水がめにたっぷりと降り注いでおくれ、バンコクの街中とゴルフの時は降らなくていいから。
2010.07.01
ソイの奥
ラチャダーの某ソイの奥で晩飯。ここは雲南省出身の人たちがやっている店で、何を頼んでも40バーツぐらいでやってくれる美味い店。ただし飲み物なんかは置いてないので、うかつにペプシ!なんて頼むと「あそこのミニマートで買ってきてくれ」なんて言われちゃいますが。
タイ族のルーツと言われる雲南省南部の民族自治州。もちろん中国の一部ではありますが、民族的にも文化的にも東南アジア圏と言ってよく、ラチャダー界隈でこの地域から出稼ぎに来ている人たちに出っくわすと何か良く分からない懐かしさを感じてしまうのです。
特に写真で見ると日本の原風景のような山々と田園が広がる景洪市を中心とするシップソーンパンナー自治州、そこでは納豆なんかも作られてるという。一度必ず行ってみたいと願っています。
2010.06.21
チャオプラヤー河口へ
トンブリ側、プラプラデンに所用があったので日本から遊びに来ている友人たちを巻き込みドライブ、プラプラデンからさらにチャオプラヤー沿いを南下して河口まで行って来ました。
初めて来た河口の一角は、昔外国船をここで迎え砲撃したという場所で、現在は海軍の敷地内で歴史公園になっています。練習艦も展示されていて、ただ単に「河口まで行って飯だ!」と走ってきた我々には思いがけない観光地でした。
いよいよ隣接するレストランでシーフード。日曜ということもあって満席のなか、ステージ真ん前がポッカリ空いていたので確保、座ってみたらエンドレスに繰り出される素人モーラムやタイ・ポップスをまともに浴びせられる騒々しい席でまいりました。
それでもパッチャ―タレ―など美味しくいただいていたところ、突然のガットゥーイ軍団なだれ込みでショー開始。事態の急展開に「なぜこんなところでニューハーフショーなんだ?」と唖然とする我々にお構いなく迫ってくるガットゥーイ軍団、砂かぶりに座った者のお約束「いじられ」を周囲のタイ人家族連れディナー客に笑われ、年増ガットゥーイにはやっぱりチップをしっかり取られちゃってもう何が何だか。
2010.05.06
ドリアン・シーズン
タイのフルーツ出荷最盛期ということで珍しくバタバタと走り回っておりますが、今日はバンコク近郊のシー・モムアン市場でドリアン見学。
市場の中、この時期のドリアン通りは大産地のチャンタブリから着いたドリアン満載のピックアップからドリアンを放り投げて降ろす作業があちこちで見られ活気があります。
今日は意外にチャニー種が多く、下の山積みの画像も全部チャニー。チャニーってモントーンが普及する前のひと昔前のドリアンって印象で匂いも味もキツめで個人的には全く食べないんですよね。それでもまだまだタイ人にはこのチャニー好きも多い。日持ちも短めなので日本にはほとんど入ってきてない品種ですね。
良さそうなモントーン種があったのでバスケット売りなのに1玉だけお願いして売ってもらってきて、家で自分でカット。クリーミーで甘い、良いドリアンでした。美味いねぇ。
小ぶりのものとはいえ、ほぼ1玉全部1人で食べたのでかなり腹いっぱい。これで晩飯食べたら危険かなと思い、早く燃焼させなくては、とジョギングスタイルに着替えて外に駆け出しました。
2010.03.30
マンゴスチンを待ちわびて
そろそろマンゴスチンの季節というわけで2週間ほど前にチャンタブリの畑を回ってきました。個人的にも大好きなフルーツですが無い時期は全く無いんですよねー。乾季はチャトゥチャックでわずかに2、3回買って食べた程度です。
マンゴスチンというとドリアンと同じく東部のラヨーン・チャンタブリと南部のチュンポーン、ナコンシータマラートあたりが大産地。中でも今回行ったチャンタブリは4月~5月がメインシーズンで特に甘味と酸味のバランスが良く高品質の果実を生産している県です。
ほとんどの木はやはりソンクラン後の収穫ということでまだまだでしたが、この時期でもほんの一部の木は実が緑に色付き、紫色に変り収穫する状態まであと一歩!今年は状態が良さそうで収穫が楽しみですねー。
繊細な果実なだけに雨の多い時期や産地によっては品質の悪いモノが多いのも事実。ですので以前から付き合いのあるチャンタブリの生産者の収穫だけで手掛けています。
4月~5月限定で日本向け出荷予定、楽しみです!
2010.01.10
港町カオパット
港町で食べるカオパット(チャーハン)が美味いのです。どういうわけか?港町には超強火で焼けるほど熱くなった鉄製の重いフライパンを高速で振るような腕力のある連中が多いからか。
本当のところ、わかりません。ただ経験則的には本当に港の近くで食べたカオパットが美味かった。今週マハチャイ港に向かう途中で食べたカオパット・プー。飯のパラパラ感、細かく刻んだニンジン、蟹肉もゴロッと入って良いカオパットでした。
ま、こういう美味い店でも「何飲みますか?」なんて聞いてくれるわりにははじめからペプシしか置いてないので、ペプシ・カオパットの組み合わせになることが多くて、どうも美味いカオパットの記憶に必ずペプシがついて来るのが何なんですが。アイス・ティーも置いてくれ、アイティーなっ!
タイ米といえば炒飯、炒飯といえばタイ米。それなのに、そんなタイ米を使って「なんでこうなるの?」というようなベチャッとしたカオパットを出してくる店がバンコクでも実は結構多いのはちょっと残念な話です。
2009.11.22
冬が来た
「あれ、風が少し冷たくなったかな?」
1年のうちで、雨季と乾季の境目の決定的な変化の日、それがまさしく昨日であったようでこの日を境にバンコクは一気に乾季入りします。タイに「乾季入り宣言」的なものがあるのか知りませんが、僕としてはバンコクの乾季入りをここに宣言します(笑)、あと3ヶ月ほど雨はほとんど降らないでありましょう。
乾季といっても一番寒い時期でもバンコクでは20℃台前半ぐらいの温度ですから「冬」という語感のイメージとはほど遠いですが、何しろ暑い雨季との気温の変化が激しいですから、街中では戸惑った人々の表情があちらこちらに。
いつも通りのタンクトップで出勤してきてしまったバーミー屋台のオネーサンが「ううっ」と寒そうな表情を見せたり、外が涼しいのにさらにエアコンでどん冷えのショッピング・センター内では、ユニフォームの上からジャンパーを羽織ってしまい客だかスタッフだか見分けのつかなくなったSWENSEN'Sのアイスクリーム嬢などの姿が見られるわけです。
ウチの中では普段は暑がりのシーズーも、さっそく喜んで服を着込んでまぁるくなって寝ころんで。